2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

pwrite(2)を試してみた

先週分のLWNを見ててpwrite()というシステムコールを見つけたので、 どんな動作なのか試してみた。 manはこちらに。 manを読むと、指定したオフセット位置から指定されたバイト数分データを書き込むけど、ファイルのオフセットは変更しないと書かれているの…

ramfsを読んでみる2

ramfs_fill_super()の実装を見ていく。 217static int ramfs_fill_super(struct super_block * sb, void * data, int silent) ||}< >|c| 224 save_mount_options(sb, data); 225 226 fsi = kzalloc(sizeof(struct ramfs_fs_info), GFP_KERNEL); 227 sb->s_fs…

ramfsを読んでみる。

ソースはlxrの2.6.31。まずは、初期化から。 295static int __init init_ramfs_fs(void) 296{ 297 return register_filesystem(&ramfs_fs_type); 298} init_ramfs_fs()は特別なことは一切しなくて、register_filesystem()をコールして、自分自身を登録する。…

brainf*ckのコードの意味がやっと分かったのでメモ。

brainf*ckの文法はウィキペディアにも書いてあるので、 インタープリタの実装自体は分かりやすいけど、実際に"A"を表示させる方法が分かりづらかったと。。"A"を表示するコード ++++++++[>++++++++<-]>+.ここで出てくる記号の意味を簡単に書くと、 :ポイン…

MP Configuration Table Entriesの内容

前回書いたとおり、MP Configuration tableは5種類あって、ENTRY TYPEと呼ばれるテーブルがあるので、それを見ていく。ENTRY TYPEの種類。 Entry Description Entry Type Code Processor 0 Bus 1 I/O APIC 2 I/O Interrupt Assignment 3 Local Interrupt Ass…

2ch顔文字辞書をanthyの辞書に追加

matsucon.netさんで配布されている、2chのMS-IME用(スタンダード変換辞書)をanthyで使いたかったので、MS-IME→Anthy辞書変換用のスクリプト書いてみますた。 言語はなんとなくcで書いてます。辞書の置き場は$HOME/.anthyです。。 このディレクトリってanth…

MP Configuration table Headerの仕組み

x86

前回はMP Floating Pointer Structureを見て、その中にMP Configuration table Headerへのアドレスが入っていることを書いたので、 今回はMP Configuration table Headerを見ていく。見るといっても内容をすべて見るというよりは、minix2smp実装を理解するた…

とりあえず、ここ最近発表したりしたもの一覧。

一応まじめに働いてる気はする\(^o^)/2007年 ・日本科学技術連盟 第23年度(2007年度) ソフトウェア品質管理研究会 分科会成果報告 −論文:直交表とマインドマップを使った効果的なテスト設計 −リンク(pdf):http://www.juse.or.jp/software/pdf/23_sp…