2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Arch LinuxでOSvのビルドを試す

osv

Arch Linuxでビルドしたいものだなと思い、いくつか試した結果、mrubyのイメージは作ることができた( ´∀`)bグッ! makeはこのようにbuild_envを付ける。 masami@saga:~/codes/osv (master)$ make build_env=host image=mruby で、しばらく待つとビルドが無事…

OSvもくもく会#2 参加記録めも

osv

OSvもくもく会#2 〜OSvで遊んでみよう〜でやったことのまとめを。 今回まずやろうと思っていたことは「mrubyを動かす」で、これはsyuu1228さんの最初の説明でmake時にimage=でappsの名前を指定すれば良いと聞いたのでその通りに実行。 make image=mruby これ…

linux-3.16で入ったdecode_stacktrace.shを試してみる

先週のLWNの記事3.16 merge window, part 2を見てて、「お、これは便利じゃね?」って思ったdecode_stacktrace.shを試してみました。 これはカーネルのスタックトレースにあるオブジェクトのシンボルからソースファイル名・行番号を出してくれるという優れも…

sys_stat()を読んで見る。

なんとなく昨日のLinux:sparse fileのファイルサイズと実際に使っている領域の大きさはどう調べるのか。続きで見てみます。 見ているカーネルは3.15です。 まずはarch/x86/syscalls/syscall_64.tblでシステムコールの定義を見てみるとstat()はsys_newstat()…

Linux:sparse fileのファイルサイズと実際に使っている領域の大きさはどう調べるのか。

今日の原書で学ぶ64bitアセンブラ入門(6)でsparse fileの話題が出て気になったので調べてみた。何を調べたかったかというと、sparse file全体の大きさ、実際に使っているサイズはどう管理されているのかというところ。 ちなみに、Sparse FileについてはSpars…

kmalloc()とBUG: sleeping function called from invalid context〜とslab_alloc_node()

カーネルのバグでspin lock取っているコンテキストでsleepする可能性のある関数を使うと「BUG: sleeping function called from invalid context at mm/slub.c:965」なんて感じでエラーがでますけど、kmalloc()はGFP_XXXなflagsをどのように使っているのかな…