第8回 コンテナ型仮想化の情報交換会@東京で発表してきました

2015/09/26に開催された第8回 コンテナ型仮想化の情報交換会@東京で発表してきました。

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ct-study.connpass.com

発表資料はこちらです。

www.slideshare.net

名前空間を使うことによるオーバーヘッドはほぼ無いと思います。Net名前空間のようにNamespace間は直接通信できないため、vethを経由して通信する必要がというのは有りますが、カーネルのコードとして名前空間のデータ構造にアクセスするためにオーバーヘッドが生じてそれがボトルネックになることは通常無いでしょうというのが、オーバーヘッドのところのまとめです。

カーネル側での細かい実装に関しては説明を飛ばしたり、そもそもスライドに載せませんでした。カーネルのコードリーディングははてなブログで書いていますので興味がある方はlinux カテゴリーの記事一覧 - φ(・・*)ゞ ウーン カーネルとか弄ったりのメモあたりから見てみてください。

発表資料で名前空間ごとにinodeを数えたりしたツールは↓です。

github.com

@ten_forwardさん、@BsdHackerさん、そして皆さんありがとうございました!

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